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最初のiPhone 16eのレビューが公開され、Appleの独自設計C1モデムがテストされた。その結果は？ 予想以上に安定したパフォーマンスを発揮し、5G速度はQualcommのSnapdragon X71（iPhone 16、16 Plus、16 Pro、16 Pro Maxに搭載）とほぼ同等であることが確認された。
Appleの初の自社開発モデムは、Qualcommの成熟した技術に劣るのではないかとの懸念があったが、実際の使用環境およびラボでのテストでは、C1モデムは十分に戦える性能を持ち、場合によっては期待を上回ることが示された。
テクノロジーレビューの専門家たちは、iPhone 16eのC1モデムとQualcomm製モデムを搭載したiPhoneを比較テストしたが、ほとんどのケースで違いはほぼ感じられないと報告している。
The VergeのAllison Johnson氏は、iPhone 16eとQualcommモデム搭載のiPhone 16の間で一貫した性能差を確認できなかったと述べている：
「この1週間、FaceTime通話、大容量の動画アップロード、混雑した場所でのストリーミングを試しました。Verizon回線でQualcommモデムを搭載したiPhone 16と並べてテストしましたが、両者のパフォーマンスに一貫した違いは見られませんでした。」
Tom’s GuideのJohn Velasco氏も、違いはごくわずかだと指摘している：
「最終的にどちらが高速な5G速度を提供するのか判断するのは難しいですね。ニューヨーク市内の3か所でiPhone 16と16eのスピードテストを行いましたが、唯一の違いは1回のテストでiPhone 16eのほうが若干速かったことくらいでした。」
では、C1モデムの実際の速度テスト結果はどうだったのか？ 数値を見れば、QualcommのSnapdragon X71と十分に競えることがわかる。
ニューヨーク郊外（AT&Tネットワーク）
ニューヨーク市ミッドタウン（AT&Tネットワーク）
カナダ・トロント（Bellネットワーク）
Geekerwanのラボテスト（人工5Gネットワーク）
速度だけでなく、AppleはC1モデムがiPhone史上最も電力効率の高いモデムであると主張しており、独立系テストでもそれが裏付けられている。
当初の懸念にもかかわらず、C1モデムはQualcommのSnapdragon X71に匹敵する実力を証明した。米国版ではmmWave 5Gに非対応だが、優れた5G速度、高い安定性、そして優れた電力効率を備えている。