iOS 18.2では、紛失したアイテムを見つけるのに役立つ新しい「探す」オプションが追加されました

次回の iOS アップデートでは、紛失したアイテムを探すのに助けを求めることがはるかに簡単になります。これは、Apple が iOS 18.2 で「探す」アプリに新しいオプションを追加し、AirTag やその他の紛失したアイテムの位置を友人や家族だけでなく誰とでも共有できるようにするためです。

AirTagの位置情報をリンクを使って一時的に共有可能

Apple の「探す」では、すでに信頼できる人とアイテムを共有して、その人も同じアイテムを追跡できるようにすることができます。この機能は、鍵などの物を頻繁に共有する家族にとって特に便利です。しかし、iOS 18.2 では、アイテムの位置を好きな人と一時的に共有することもできます。

「探す」アプリでアイテムを選択すると、新しいメニューの下に新しいオプションが表示されます。基本的に、そのアイテムの位置を示す公開リンクが作成されます。つまり、そのリンクを持っている人なら誰でもアイテムの場所を確認できます。Apple は、航空会社とリンクを共有して、紛失したアイテムの捜索を手伝ってもらうという例を挙げています。

リンクは一時的なもので、数時間後に位置情報の共有は停止されます。また、ユーザーはいつでも共有を停止できます。紛失したアイテムを誰かと共有すると、Apple はあなたのメールアドレスと電話番号も表示します。共有したリンクに誰がアクセスしたかを確認することもできます。

「探す」アプリにはもう 1 つの新しいオプションがあり、このオプションを使用すると、誰かが AirTag を iPhone の近くで持っているときに、ユーザーが連絡先情報を共有できます。これにより、他の人が紛失したアイテムの所有者のメールアドレスや電話番号をより簡単に見つけることができます。

iOS18.2は12月初旬に公開へ

iOS18.2は、開発者向けのベータテストを重ねて、日本時間12月3日の未明に公開されると見込まれています。

iOS18.2では、Apple Intelligence関連の機能が強化され、ChatGPTとの連携などが利用可能となるとみられます。なおAppleは、日本語環境でApple Intelligenceが利用可能となるのは2025年4月と予告していま。