Jpdenchi.comはお客様に様々な高品質バッテリーを提供するオンラインショップです
最近、Qi規格のワイヤレス充電をスマートフォンの充電手段として活用する人が増えてきました。ワイヤレス充電を使えば、ケーブルレスで充電できるため、Qiに対応しているスマートフォンであれば、機種を選ばず充電が可能です。また、充電器のタイプによっては複数のスマートフォンを同時に充電できます。
このように、便利なワイヤレス充電ですが、バッテリーが劣化するといったことや、発熱するなどの問題はないのでしょうか。ここでは、ワイヤレス充電器がバッテリーに与える影響や、スマートフォンのバッテリーを劣化させない正しい充電方法、充電中に発熱した場合の対処法をご紹介します。
ワイヤレス充電は、注意深く管理すれば携帯電話のバッテリーに有害な影響を及ぼすことはありません。
ワイヤレス充電では、電磁誘導によって電力を生成するため、有線充電よりも多くの熱が発生します。しかし、携帯電話のバッテリーは通常、熱絶縁層によって充電コイルから分離されているため、安全な範囲内に抑えることができます。また、Qi認証のワイヤレス充電器では、過度の熱が検出されると充電速度が低下するようになっています。
ただし、誤った使い方をしたり、発熱しているのを放っておいたりすると、バッテリーの劣化のリスクは高まります。特に、ワイヤレス充電は有線充電と比べて電力のロスが大きいため、充電器にスマートフォンを置く位置に注意する必要があります。位置ずれによってロスが発生し、熱として放出される可能性があります。リチウムイオンバッテリーは熱に弱いため、高温の状態が長時間続くと劣化が早まってしまいます。
また、ワイヤレス充電器は、適正な周囲温度(5℃〜35℃)の場所で行う必要があります。湿気、ほこり、振動の多い場所や、一般の電話機やテレビ・ラジオなどの近くでは充電しないようにしましょう。
前述したように、ワイヤレス充電器を使う場合、何度充電しても構いませんし、置きっぱなしにしても大丈夫です。しかし、発熱対策をしないと、バッテリーにダメージを与えかねません。
ここでは、ワイヤレス充電器でバッテリーを発熱させない5つの方法をご紹介しましょう。
ワイヤレス充電器の置き場所に注意しましょう。当たり前のことですが、高温になりやすい場所の近くに、ワイヤレス充電器を置いてはいけません。日光があたる場所や暖房器具の近く、機械類の裏側など、熱くなる可能性がある場所は避けてください。
ワイヤレス充電器にスマートフォンを置く位置にも注意が必要です。Qi規格のワイヤレス充電器は、電磁誘導方式を用いて、充電器のコイルからスマートフォンのコイルへ電力を送っています。
このとき、少なからず発熱するのですが、コイルの位置がずれていると、より高温になりやすいのです。ですから、スマートフォンのどこにコイルがあるかを確認し、位置がずれないように注意しましょう。
ケースなどのスマートフォンアクセサリーにも注意しましょう。スマートフォンにケースをつけていると、充電中に発生した熱がこもり、より高温になる可能性があります。もし、発熱して熱がこもるようなら、面倒かもしれませんがケースから出して充電するなどの対策が必要です。
なお、ケースの中には、そもそもワイヤレス充電器で充電できないものもあります。
ワイヤレス充電器で充電しながら、メールを閲覧したり、SNSをチェックしたりすることもあるでしょう。しかし、長時間スマートフォンを使っていると、充電しているかどうかにかかわらず、スマートフォンが発熱します。特に、ゲームなどスマートフォンに負担をかけるアプリならなおさらです。充電中は、できるだけアプリの利用を控えたほうが、発熱は抑えられます。
根本的な解決案として、冷却ファンがついたワイヤレス充電器を使う方法もあります。このような製品を使えば、冷却ファンがスマートフォンを冷やしてくれるので、多少発熱しても安心です。